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『宮本常一が見た日本』佐野眞一・ちくま文庫
民俗学者と私は思っていた宮本常一氏の生涯をノンフィクション作家の佐野眞一さんが描く。
明治40年1907年に山口県大島郡で生まれた宮本常一氏。彼がなぜ人の営みに関心を持ち、どのように人びとの暮らしを集め、戦後、離島振興法制定に尽力し、さらにどのように生きられたか。
生涯で地球4周16万キロにも及ぶ収集の旅。10万点に及ぶ映像資料の蓄積。
収奪する調査ではなく、与えあう調査。彼が遺したもの。伝えられるもの。
特に第十三章の地域芸能への思い、はとても重くすばらしい。
お父さんの遺した知恵。おじいさんの遺した暖かさ。家が遺した人を受け入れる優しさ。これらの見えない遺産を大切にしながら民俗学者という枠を超えた活躍をした宮本さんを描く一冊。
読んでいて優しい気持ちになれた。
民俗学者と私は思っていた宮本常一氏の生涯をノンフィクション作家の佐野眞一さんが描く。
明治40年1907年に山口県大島郡で生まれた宮本常一氏。彼がなぜ人の営みに関心を持ち、どのように人びとの暮らしを集め、戦後、離島振興法制定に尽力し、さらにどのように生きられたか。
生涯で地球4周16万キロにも及ぶ収集の旅。10万点に及ぶ映像資料の蓄積。
収奪する調査ではなく、与えあう調査。彼が遺したもの。伝えられるもの。
特に第十三章の地域芸能への思い、はとても重くすばらしい。
お父さんの遺した知恵。おじいさんの遺した暖かさ。家が遺した人を受け入れる優しさ。これらの見えない遺産を大切にしながら民俗学者という枠を超えた活躍をした宮本さんを描く一冊。
読んでいて優しい気持ちになれた。
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