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『意識と本質 精神的東洋を索めて』井筒俊彦 岩波文庫
イスラム学者による東洋哲学の分析。読んだ、というにはあまりに理解できていないがともかくも読んだ。
体系化されていない東洋の哲学を、西洋の哲学の手法で整理したとのこと。
孔子、老子や荘子。禅、ユダヤ教、イスラム教において、ものごとを認識する意識と、それによって理論だてられた本質とはどんなものか。
まだ道半ばのようにも思えた一冊だが、思索の流れのようなものが見えておもしろい。
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『言葉と歩く日記』多和田葉子・岩波新書

同僚から薦められてお借りした一冊。
他の積んである本もあったので、後回しにするつもりだったが、思うところがあり、先に読んだ。

多和田さんが言語について集中的に考えていた時期の自分の観察日記。

日記なので、大きく感情を動かされる場面はない。しかし、彼女の言葉への向き合い方には興味深い場面が多く、ときどき検索をしたりして遠回りをところどころでしてしまった。

最後の方で書かれていた「クリエイティブな仕事につきたい」という子供からの将来の夢への回答にびっくりした、という箇所は特に印象的だった。芸術に携わっていたらそういう言葉は出てこないだろう、という。なるほど。
白くした。色味、ほしいかなあ。
とりあえず素組み。
これから塗る。

小さいなあ、確かに。ガンダムXも同じくらいだったが。
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